お経に御利益や効き目ってあるの?【実際あります】

日蓮宗のお経本

今回のお話は、、、「お経を読むことでなにか効き目やご利益はあるのか」といったことに焦点を当てて話していきたいと思います。

結論から言いますと、、、「めちゃ、有ります

唱えないともったいないくらいです。
「お経を唱える」、是非みなさんにもおすすめです。

お経ってなに?

まずはそもそも、、、お経ってなんでしょう?

ずばり「お経」とは「おしゃかさまの教え」そのものです。
そしておしゃかさまの「お言葉」や「みおしえ」をお弟子さまたちが残したものです。

「お経を読む」ということは読み手に、そしてそのお経を聞いた人々へ『仏教の教えを伝えている』ということです。

例えばお葬式や法事の際などにお経を読み上げることで亡くなった故人に対して、さらには参列した人々へみほとけの教えを伝えているわけです。

亡くなった方にお経をあげている、という目的だけではない。
遺された悲しみに暮れる遺族へ、縁ある参列者へ、みほとけのみおしえを説いているわけですね。

お経って、、、難しくない?

読経の様子

ただ、、、日本で唱えられているお経のほとんどは「漢文」ですので、仏教の知識があまりない一般の人が聞いてもよくわかりません。
お経の中には訓読(書き下し文)も有ります。
日蓮宗が読む法華経にも訓読のお経もあります。
、、、が訓読にしてもよくわからない、という現実。。。

仏教の、そしてお経のプロであるお坊さんはお経の意味を理解して読んでいることは当然ですが、(・・・当然ですよね?)一般の方にはお経本を見て唱えてもわからない、理解ができない、と思います。

ですが各宗派には短いお経や大切な言葉「御題目」もしくは「お念仏」が存在します。

日蓮宗なら御題目「南無妙法蓮華経」
浄土系ならお念仏「南無阿弥陀佛」
真言系や禅宗なら「般若心経」

などなど。

これらの大切な言葉、短いながらも大切なお経をお唱えすれば問題ありません。
むしろ、そこに大事なものは全て詰まっているといっても過言ではないでしょう。

何を唱えたらよいか不安でしたら、菩提寺のお坊さんに聞いてみてください。

お経を読むと何かいいことあるの?【本題】

さて、本題ですね。
お経を読むとなにか御利益や効き目があるかどうか、という問題。

「お経とはそんな無粋なことを考えて読むものではない!」
とお叱りのお言葉を頂戴しそうですが、、、。

それはともかく、私は大きく2つの効き目や御利益がある、と思っています。

①幸せに生きるためのヒントを得ることができる

先程も申しましたとおり、お経とはお釈迦さまのみおしえそのもの。

ではそのみおしえには何が説かれているか、、、。

それは苦しみを少しでも軽減させて、幸せに生きるための「ちえ」が説かれています。

お経の意味を理解するためにはまずはじっくりと向き合う必要があります。
そして一つ一つの漢字の意味を紐解きながらそのお経の意味を解いていく。。。

、、、というのが建前でありますが、現在はお経の解説本や有名なお坊さんや学者さんが書かれたお経の入門書などの書籍もたくさん出ています。

正直、自分で調べるよりはるかに簡単で、なおかつ、正確だしわかりやすい。

そんな本を読むのも大いに結構。

そして、その「ちえ」を咀嚼していく。噛み砕いて、噛み砕いて、、、。
自分なりに理解をする。
そして、その理解を実生活に応用していく。

こうすることで苦しみを軽減して、幸せに生きるためのヒントを得ることができます。

②「心を穏やかにする」効果がある

2つめの効果は、「心を穏やかにする」です。

ぶっちゃけ、これが大きいです。

お経を読むと、心が穏やかになります。

私は僧侶ですので朝起きてからまず本堂に行き、お経をあげます。
ちなみに朝、本堂に入るまでの自分は大体こんな感じです。

『今日は、午前中に◯◯家の法事があって、その後に△△さんの御祈祷がはいっていたな、、、。
ああ、今日も忙しい。
そういえば昨日、寝る前に嫁さんと喧嘩したんだっけな。。。
ああ、やだなあ、、、。思い出すとイライラしてくるな、、、。
、、、あれ?お堂の電気が一つ切れているじゃないか。
あの電球は専門店いかないとないんだよなあ、、、。面倒くさいなあ。。。』

そんなことを考えながら、お堂に入り仏さまのご飯とお水をお供えして席に付きます。
そしてお経をあげます。
最初はイライラしていて、不安で、ぐちゃぐちゃな気持ちですが、、、

不思議なことにお経を唱えて少しすると、、、自然と心が落ち着いてきます。
だんだんと不安やイライラが無くなっていきます。遠くにいってしまいます。

そして、お勤めが終わる頃にはすっかりと穏やかで爽やかな気分になります。

これも立派なお経の効果であり、御利益です。

みなさんも、イライラしたり、苦しくなったり、喧嘩をして余計な一言を言ってしまう前に、、、場所を変えてしばらくお経や御題目を唱えてみてください。
心落ち着くまで唱えてみてください。

きっと、その効き目に驚くことでしょう。

目次

まとめ : お経をよんでみましょう【世界が変わるかも】

夕日の風景

今回はお経の効き目、御利益について見てみました。

お経の意味を理解することも大切ですが、お経はただ読むだけでも心を安らかにして、安心を与えてくれる効果があります。

そんな素晴らしいものです。

みなさんも

  • 旦那と、彼氏と、パートナーと、喧嘩をしてムカついたら。。。
  • どうしようもなく悲しみに暮れていたなら。。。
  • 不安に襲われてどうしようもなくなったら。。。

仏壇の前でなくてもいい。
ベッドの中でも、トイレでもいい。
声に出すのが一番ですが、心のなか唱えても、いい。

静かな場所で心を落ち着かせてお経を読んでみる。御題目をしばらく唱えてみる。

そうすることで、世界が変わるかもしれませんよ。

ぜひともお試しくださいね。

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この記事を書いた人

お坊さん歴も20年に差し掛かった中年坊主。
「あなたの日常をほんの少しゆたかに」
そんな想いでブログを執筆しています。
ほとけさまのみおしえや仏事のこと、また日々のお役立ち情報を中心に色々と発信していきます。

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